【公式】スターバックス コーヒー ジャパン アルバイト求人情報 インタビュー Oさん

私は、学生時代のスターバックスでのアルバイトが楽しかったこともあり、卒業してからもスターバックスをよく利用していました。出産を間近に控えたある日、いつものようにスターバックスに立ち寄ったときのことでした。レジに向かうと、私のお腹を見たパートナーの方が「そろそろご出産ですか？」と、声をかけてくれたのです。帝王切開で出産することが決まってから、お腹を切ることに不安を感じていると伝えると、「私も帝王切開で産んでいるんです！病院の先生が“帝王切開は世界一幸せな手術”とおっしゃっていましたよ」と、出産時の話をしてくれました。当時はコロナ禍で、誰かに会って相談することもなかなかできなかった時期。その話に勇気をもらい、とても嬉しかったのを覚えています。

現在は週に4日ほど朝から夕方まで働いています。店舗業務と合わせて新人を育てるトレーナーも担当していますが、これは入社時から挑戦したいと伝えていました。私も昨年入社してイチから研修を受けましたが、学生時代に受けた研修よりも進化していて、いろいろなことが考えられています。でも、こうすればいいということがわかりやすい反面、初めてアルバイトをする方にとっては、覚えることが多くて大変に感じることもあるかもしれないと思いました。ですから、先輩の私たちから積極的に声をかけて、“わからないことを、わからないと素直に話せる雰囲気づくり”を心がけています。

そして、“自分がお客さまだったら何が嬉しいか”を意識して、『お客さまの気持ちになることの大切さ』も伝えています。これは学生時代に学んだことで、見た目が少し上手くいかなかったドリンクであっても、先輩たちはきちんと作り直してお客さまに提供していました。“たくさんあるカフェの中からスターバックスの1杯を求めて来てくれたお客さまがどう思うか”、と想像すれば当然の行為です。お客さまの期待や想いを裏切らないためにも大切なことです。

昨年の秋から再開したコミュニティ＆コネクションにも自ら企画して挑戦しています。コミュニティ＆コネクションは、店舗が主体となって、地域とのあたたかなつながりを生み出す取り組みを行うこと。スターバックスで働く全てのパートナーが挑戦できます。私は、3歳の娘のママとしての経験を活かした「キッズパーティー」や「ママとパパのためのCafé Time」を企画・実施しました。キッズパーティーは、ひな祭りの時期なら、子どもが楽しめるようにおひなさまを作るイベントにして、参加された方達のコミュニティを生み出すきっかけにもなります。ママとパパのためのCafé Timeは、絵本の読み聞かせを私たちパートナーが行う間に、ママとパパたちにビバレッジの飲み比べなどをしながらゆっくり過ごしてもらいます。自然と「普段どの公園に行きますか？」といったことを参加された方達で気軽に話すことができる場にもなり、実施後のアンケートでも嬉しい言葉をたくさんいただきました。

最近まで、コロナ禍でイベントが中止になり、人となかなか会えない状況でした。地元ではない場所にいる子育てをされている方達は、知り合いが近くにいなくて、コミュニティに参加したくてもできない状況。孤独感を強く感じていたと思います。そんな方達がちょっとでもゆっくりできて、コミュニティを作るきっかけの場所があったらいいなと思って行いました。そして、子連れであることの不安を少しでも払拭したいという思いもありました。当日参加いただけた方達は、店舗をご利用していただける機会が増え、「子連れでもいいんだ」と、子連れである不安の払拭が少しでもできたかなと思っています。